ほうじ茶を知る

ほうじ茶とは、どんなお茶ですか

ほうじ茶は、茶葉や茎を焙じてつくられるお茶です。

火を入れることで青々とした香りは落ち着き、香ばしさや甘い香りが立ち上がります。水色は明るい茶色から深い琥珀色までさまざま。口当たりも、すっきりと軽いものから、厚みと余韻のあるものまで幅があります。

「番茶を強く焙じた庶民的なお茶」という印象を持つ方もいるかもしれません。しかし、実際のほうじ茶はそれほど単純ではありません。葉を使うか茎を使うか、どのような畑で育った原料か、いつ収穫したものか、どの程度焙煎するかによって、香りも味も大きく変わります。

近年は、上質な煎茶や碾茶の原料を生かしたほうじ茶、浅めの焙煎で飲みやすく仕上げたもの、ラテや菓子に向く力強いものなど、つくり手の考えがはっきり表れた商品も増えています。

ほうじ茶は「茶葉の格を隠すために焙煎するお茶」ではありません。原料と焙煎の組み合わせによって、新しい魅力を引き出すお茶です。

最初の一杯では、難しい知識を覚えなくても構いません。香りが好きか、食事と合わせたいか、静かな時間に飲みたいか。自分が心地よいと思う入口から選ぶことが、ほうじ茶を楽しむ一番自然な方法です。

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